Awa Come

チャットモンチ一 Awa Come歌詞
1.ここだけの話

作詞:橋本繪莉子
作曲:橋本繪莉子

今から歌うこと
ここだけの話にしておいてね
欲望は心に
隠すしておきたいの 本当は
秘密 秘密


近道したい 雨に濡れることなく
風に飛ばされることなく
ずるがしこくても笑ってね
卑怯者でも遊んでね
悲しみたくない 涙に濡れることなく
途方に暮れることなく
鈍感だって笑ってね
楽しいことだけ教えてね

見たい顏があるの
聞きたい声があるの 目が覚めたら
喜びを鳴らして おはよう
今日もよろしくお願いいたします

忘れたくない スタ一トした瞬間にだけ
見えるゴ一ルを 思い出したい
つまずいた瞬間にだけ
あたえられるエネルギ一を

見たい顏があるの
聞きたい声があるの 目が覚めたら
喜びを鳴らして おはよう
今日もよろしくお願いいたします
見たい顏があるの
聞きたい声があるの 目を閉じても
喜びは心に おやすみ
明日もよろしく つづく つづく


2.キャラメルプリン

作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子

何かを期待しすぎたって
奇蹟のような突然變異は起こりっこない
何度ものぞいたカギ穴
やっぱり今日も同じ眺め
電信柱の影だけが
ゴミくずみたいに轉がっている
ほんのりと甘いあの味は
知らぬ間になくなっていた
飲みすぎたその夜に 月と雲がごっつんこ
ごめんなさいと言いながら
輕く頰にキスをする
公園のベンチに腰かけて
二人で食べたキャラメルプリン
淚でにじむ夕燒け色
ブラックコ一ヒ一飲めるよ
仕事の後のビ一ルもおいしい
でもホントはね キャラメルプリンのが好きだよ
忘れたふりをしてたけど
おいしいねと言った
ごめんねと言った
甘くて苦い 最後の味

サビついたブランコ 風がそっと搖らしてる
私を殘して 搖れている
夕方のコンビニで
一人殘るはキャラメルプリン
私が連れて掃ろうか
今日はコ一ヒ一やめるから
あの空のあの色が
あの顏のあの聲が
頰拔ける風が 燒き付いている
アルバムなしで思い浮かぶ
おいしいねと言った
ごめんねと言った
甘くて苦い 夕燒け色


淚でにじむ夕燒け色


3.青春の一番札所

作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子

伸びた學食のうどん
コケもむすでよ記憶のスイッチ
懷かしさに勝ちたい
阿波踴りはもう飽きるほど見とる
ちょっとオシャレになった街並
それはきっとええこと
變わらんのはあの店のおばさん
そして頑固な思い出達
すだち酒で乾杯!!
今でも酷い飲み方する日もある
皆々樣 乾杯!!
愛すべき 眉山 鳴門の海 海 海
すだち酒で乾杯!!
ただいま 教育の一番札所
皆々樣 乾杯!!
あんたがおった 私がおった 夏

替え玉しよかなラ一メン
貼付ける記憶のスケッチ
寂しさではないんよ
かずら橋から切なさは捨てたい
うんと達者でおってね先生
今なら理解できそうです
變わりゆく時代と人
それは成長という名の親離れ
すだち酒で乾杯!!
ありがとうはいつも遲刻氣味じゃけど
皆々樣乾杯!!
愛すべき 商店街 吉野川 川 川
すだち酒で乾杯!!
ただいま 青春の一番札所
皆々樣 乾杯!!
あんたがおった 私がおった 夏

それでは皆樣 お手を拜借


4.雲走る

作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子

昨日見た夢の續き 強く念じていた
ガラス越し目が合った ほんの一瞬

昨日見た夢の續き 強く念じていた
赤信號 目の前で こんな偶然
まるでタイムスリップしたように
頭がぼんやりして
樂しみにしてた映畫なんて
もうどうでもいい
制服姿の二人の影
空にぽかんと浮かんだまま
二度と降りてきませんでした
空にぽかんと浮かんだまま

さよならした朝の續き
始まるような氣がした
もう一度會いたかったの
本當はずっと
みんな大人になっていくけれど
私は時が止まったように
ずっと何にも變わらない
あんたのせいだよ
制服姿の二人の影
空にぽかんと浮かんだまま
二度と降りてきませんでした
空にぽかんと浮かんだまま

キラキラしていたあんたの目
真っ黑に燒けた大きな手
ハンドルをギュッと握りしめて
アクセルを踏みました

おさまりかけていた歡聲が
野球ボ一ルのノックの音が
頭の中を響き渡る
野球ボ一ルのノックの音が
制服姿の二人の影
空にぽかんと浮かんだまま
二度と降りてきませんでした
離れる車の上 雲が走る


5.あいかわらず

作詞:高橋久美子
作曲:橋本繪莉子

借りてたマンガ返したいから なんて
わざとらしいメ一ル送って
深夜0時の道を 自轉車とばす
涼しい風頰にあびて
Tシャツの裾なびいていた
チャイム鳴らすと いつも通り君が出てきた

「サンキュ」って それだけかよ
意地惡だよな 相變わらず
スカ一ト良く似合うあの子みたいに
素直になれたらな
ただ會いたくなったから それだけだよ
心の中で 玄いてみても君はずっと友達だもの
相變わらずの關係で へらへら笑って
いつもの調子さ

「いつもと違う姿見せなきゃ」
あの子はすまし顏で言う
無理だよ無理 今のままでいいの
おろしたてのサンダルつっかけて
深夜0時自轉車とばす
チャイム鳴らすと いつも通り君が出てきた
「何かあった?」って 何にもないよ
意地惡だよな 相變わらず
息を切らして私 言ってしまったんだ

ただ會いたくなったから それだけだよ
君は驚いて赤くなる
サンダルには氣付かない
髮切ったのもわかんない
でもいいんだ 相變わらずの君も
ひとつだけ氣付いてる


6.セカンドプレゼント

作詞:福岡晃子
作曲:福岡晃子

惡魔の影口 まぎれもない事實
望んでないないない 知りたくもない
わたしの知らないあなたのこと
止まれないのはわかってた
あなたの手で わたしの耳塞がれる
set you free! あなたからプレゼント
わたしの自由はいつだって
あなたの世界地圖の中

迷子の入口 はぐれるのは簡單
望んでないないない 知りたくもない
わたしの知らない都會のこと
飛べないフリはバレていた
あなたの聲 わたしの羽根呼び起こす
set you free! あなたからプレゼント
わたしの未來はいつだって
あなたの小さな手帳の中
set you free! あなたにもプレゼント
二人の未來はいつだって
ひとつだけとは限らない


7.My Sugar View

作詞:福岡晃子
作曲:橋本繪莉子

久しぶりに朝陽が見たくて
冬の空の下に立つ
あなたは遠くの空の下で
寢息を立ててるんだろう
霞んだ空氣も流れる夜露も
わたしを泣かせる為にそこにある
あの鼻歌はいつの間にか忘れてしまった
街ですれ違う人混みの中で
あなたを見つけた
當たり前のように
氣づかないふりをして通り過ぎよう
戾れないなんてよく知っているの
なのにどうして?
こんなにもこぼれ落ちる想い
二人で見た夏の月は
いまじゃ手も屆かないほど高く
二人でやった秋の花火は
バケツの水につかったまま
わたしを泣かせるためにそこにある

二人で見た夏の月は
いまじゃ手も屆かないほど高く
二人でやった秋の花火は
バケツの水につかったまま
そばにいればよかったのに
ずっと手を繫いでればよかったのに
なのにどうして?
こんなにもこぼれ落ちる想い

やっと巡り始めた季節 優しい風が包む
わたしを步かせる光 あなたの風


8.また、近いうちに

作詞:福岡晃子
作曲:橋本繪莉子

ずいぶん時間が經ちましたね
風景も歲をとる
青空だけは 十代のまま
ずいぶん時間が經ちましたね
あなたも歲をとる
扱いだけは 子供のまま

また掃ります 近いうちに
昔よりも 好きになれた
私の故鄉

また掃ります みやげ持って
昔よりも 分かり合える
私の故鄉